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2017年4月30日 (日)

多い7歳児の交通事故

 4月3日のNHKラジオの夕方ニュースで「小学1年生を交通事故から守れ」という特集がありました。
 交通事故の調査で歩行中の交通事故(死亡だけでなくけがも含めた死傷事故)を年齢別に分析すると、平成27年は20歳が470人、40歳が620人、60歳が630人なのに比べて、7歳が1400人と突出して多くなっています。この傾向は平成6年以降変わらないそうです。
 なぜ7歳に交通事故の死傷者が多いのか、交通事故総合分析センター 主任研究員の山口 朗さんのはなしがありました。
 歩行中の交通事故の死者数は、7割が65歳以上ですが、けがを含めた死傷者数では7歳が突出しています。
 子どもの事故で多いのは横断中の事故です。そして交差点以外の場所でも横断中の事故が多いが特徴です。
 全年齢の交差点以外の事故は3割が横断中の事故ですが、小学1年生は交差点以外の事故の6割が横断中の事故が占めていて、全年齢の2倍になっています。
 事故が多い時間帯は登校時間の7時台と下校時間の15時台で、これで全体の7割をしめます。小学1年生は3割が登下校中の事故です。また、遊んでいるときや友達の家に行くときにも多くなっています。これは登下校も含めて独り歩きが増えるためと考えられます。
 曜日では平日が多く、1日当たり250人前後で、土曜日曜日の2から2.5倍になっています。
 性別では男子が多く、女子の約2倍です。
 事故の発生場所は自宅から1㎞圏内の住宅街の道路に多くなっています。子どもも大きな幹線道路は危険だとわかりますが、住宅街の中央線もない細い道路では右に左にうろうろして事故にあいやすいようです。これが交差点以外の事故の多さになっています。
 大人も横断歩道を横断するときの指導はしますが、横断歩道がないところの横断は(しないほうが良いが)、横断するときの危険性の指導が十分にできていないようです。子どもも横断するときに車が止まることを確認せずに、また駐車している車の脇を左右を見ずに横断して事故になることが多いようです。
 また登下校中の事故は4月よりは5月や6月に多くなり、1年生の事故は11月までは比較的多いようです。これは子どもの緊張と安全の意識が低くなることと、周囲の新入生への交通安全活動が高くしていたのが通常状態になることも関係あると思われます。
 今回の分析の結果から教訓にすることは、入学を契機に子どもに道路を横断するときの立ち止まりと左右の確認の徹底を教えることです。また1年生は背が低いのできちんと手を挙げてドライバーに見つけてもらうのも大事です。
 ひとりよりは上級生の指導見守りがある集団での登校がよいですが、入学前に保護者も子どもと一緒に通学路の確認とさらには突発的は状況想定もした指導が大事と思われます。

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