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2015年7月30日 (木)

稀なアレルギー

甘味料によるアレルギー
 子どもの菓子などに甘味料として入っていることがある、エリスリトールやキシリトール、ステビアなどによるアレルギーの報告があります。頻度はきわめて低いのですが注意しておかなければなりません。2012年の消費者庁の調査で報告されていますし、アレルギーの学会では症例報告としてきくことがあります。

コラーゲンによるアレルギーと化粧品
 魚を食べると、蕁麻疹などのアレルギーのでる人がいますが、それには主に3つの原因が考えられます。一番多いのは、魚の筋肉のたんぱく質に対するアレルギーで、このタイプではすべての魚に対してアレルギーになります。次が、イカ、サバ、タラなどの寄生虫のアニサキスに対するアレルギーで、アニサキスのアレルギー抗原は加熱処理に対しても安定していることがあるので、魚を焼いても、口に入ったらアレルギー反応がでることがあります。次が魚のコラーゲンに対するアレルギーです。このコラーゲンアレルギーですが。魚を食べてなるだけではありません。コラーゲンは化粧品の中に含まれていることがあります。茶のしづく石鹸と同じ理由で、コラーゲン入りの石鹸を使い続けることで、コラーゲンアレルギーになり、その人が魚を食べたらアレルギーが出てしまうことがあります。

トリクロサンによるアレルギーと薬用せっけん
 トリクロサンという化学物質があります。薬用せっけんなどに殺菌剤として入っていることがあります。このトリクロサンの関与が疑われるアレルギーの報告があります。成人では仕事の関係上、同じ薬用せっけんで手を洗い続けていたらアレルギーになってしまった例があります。海外では子どもの報告もあります。そのためEUでは、トリクロサンが現在使用禁止になっています。しかし日本ではトリクロサンの入った薬用せっけんは多くの人が使っています。

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