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2015年4月29日 (水)

口呼吸

 口呼吸をすると病気になりやすい。鼻呼吸になると健康になる。という話題があります。  呼吸は鼻でするものと誰もが思っているでしょうが、実は口で呼吸をする人が増えてきています。赤ちゃんは鼻で呼吸をしています。そのおかげで母乳を吸いながら呼吸ができます。しかし成長するにつれて口で呼吸をする習慣が知らない間についてるようです。朝起きたときに、のどがヒリヒリするようなら、寝ている間に口呼吸をしている可能性があります。口呼吸でのどが乾燥してヒリヒリするためです。

 のどの奥には体の免疫をつかさどる、リンパ組織の一部が集まっています。口呼吸をつづけるとこのリンパ組織の周りが乾燥するので、口から直接入ってきた病原体が感染しやすくなり、その結果炎症がおこり、免疫に支障がでて病気がちになるという話です。病気が全てこの理屈で説明できるわけではありませんが、間違いでもないと思います。

 口を閉じたら、舌は口の中のどの位置にありますか。上あごに舌がピッタリついているのが正常です。舌先が上前歯の裏側にあたっているようなら、あなたは口呼吸をしています。

 動物で口呼吸ができるのはヒトだけです。馬はあんなに走っても鼻呼吸しかしていません。ヒトだけが癌やアレルギーなどたくさんの種類の病気を発症します。それはヒトだけがおこなう口呼吸に原因があるという人もいます。鼻呼吸にしたら、花粉症、アトピーなどのアレルギーが改善し、インフルエンザ、歯周病などの感染予防ができ、リウマチ、難治性疾患にも効果があるという医師もいます。しかしヒトは他の動物に比べて異常に長寿ですから病気も多いとも考えられます。しかし口の中の歯周病などは明らかに口呼吸が関与しているでしょう。

 口呼吸については関心があるかたは、今井一彰先生の書籍などを参照ください。

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