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2015年3月30日 (月)

夜尿症

 夜のおもらしは、4歳までは「おねしょ」ですが、5歳をすぎたら「夜尿症」といって病気も考えます。夜尿症には夜のおしっこを濃くして尿量を減らすホルモンが少ないタイプと、膀胱の大きさが小さいタイプ、その2つが一緒にあるタイプなどがあります。ホルモンが少ないタイプにはホルモンの飲み薬(正確には舌下錠)を使います。膀胱が小さいタイプには、以前は抗うつ剤の一種を飲んでもらっていましたが、副作用の問題もあり今ではほとんど使いません。かわりにアラーム療法をおこないます。これはパンツにおしっこが少量漏れたら感知するセンサーを使って、子どもにアラームで知らせておねしょを次第に意識しだし睡眠中のおしっこを保つ力がつき、続けて使用 すると、朝までおねしょをせずに眠れるようにするもです。「アラームトレーニング」は決して起こすことが目的ではありません。アラームを鳴らさずに寝ようという意識が働くことによって、おね しょをしなくなるようにするトレーニングです。  以前はアラームの機械のセンサーが外れやすかったり、センサーとアラームの間の線が断線したりするトラブルがありましたが、最近、ワイヤレスの機器ができました。しかもおむつ(パッド)にセンサーの線が最初から埋め込まれており、それが取り換え式になっています。ワイヤレスなので断線の心配もありません。しかもレンタルできます。 詳しくは以下をご覧ください。

ピスコール http://pisscall.jp/index.html

夜尿症診療のガイドライン http://www.jsen.jp/guideline/index.htm

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2015年3月 2日 (月)

スギ花粉症舌下免疫療法

 昨年10月から、スギ花粉症に対する、舌下免疫療法が始まりました。花粉症の症状である、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみに対する、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などの対症療法とは異なり、アレルギーの免疫反応を根本から治療するのが免疫療法です。スギ花粉に対する過剰な反応の結果が花粉症です。その過剰な反応が起こらないようにします。そのために毎日少しずつ、スギ花粉を舌下に内服して、口腔粘膜から吸収させアレルギー反応をつかさどる免疫細胞に慣れさせます。約2年間続けると効果があると言われています。毎日忘れずに薬を内服することが大事です。治療の適応は12歳からです。毎年、花粉症がつらい人には勧められる治療です。近い将来、ハウスダストの舌下免疫療法も認可されると思われます。アレルギーの治療も変わってきます。私のクリニックでも舌下免疫療法をおこなっています。

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