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2013年8月 2日 (金)

松岡享子さんの話

 私はラジオが好きです。良く聞く番組の一つが東京FMで日曜日10時からあるメロディアスライブラリーです。作家の小川洋子さんが一冊の本を解説していきます。
 7月14日の放送では、東京都中野区にある東京子ども図書館理事長の松岡享子さんの話がありました。児童文学の豊かさという話のなかで、松岡さんがお話しされたのは、

 字の読めない子どもと相対するあたりが一番おもしろい。
 子どもは、読み書きの能力を獲得する代わりに失うものがある。
 子どもには、十全に発達しないままに留め置かれるある種の能力がある。
 子どもに本を読んであげているときも、字の読めない子どもには、読み手の発する一つの言葉で物事が動きだすことが聴き手の間にある。
 子どもも、字が読めて読み手が読んでいる字の箇所を目で追うような読み方をするようになると、それほど深くお話しに入れない。読めないということはとても大事だ。
 あんまり早く字を教えないでほしい。とても豊かなものがそこで出ているから。それが十分に伸びてから読み書きの能力が入ってくれば良いが、それが伸びないうちに読めてしまうと、読み書きできるようになると、ちょっと自分が偉くなったという気がするのか、わりといろんなことを軽く見るような態度が出てくくる。
 なるべく小さいうちは字が読めないのが良い。学校行くまで字が読めない子はいいな。
 それはことばにとらわれないで生きていける人生の黄金時代です。

松岡さんは幼いどもたちにとって大切なことをお話しされています。
世間には早期教育みたな考えで、保育園・幼稚園から文字や計算を覚えさせることがありますが如何なものでしょうか。

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