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2012年10月30日 (火)

保湿剤

 保湿剤は湿疹やアトピー性皮膚炎でカサカサ乾燥した皮膚に塗る薬です。スキンケアの基本となるものです。荒れてしまった皮膚は皮膚の保湿力が低下しているので余計にカサカサしてしまいます。お風呂に入った時が最も皮膚は潤っています。ところが皮膚が荒れていると、風呂から上がると数分で皮膚の水分量はどんどん減っていきます。そこで入浴後の数分以内に保湿剤を十分に塗ることが大事になります。以上が保湿剤についての一般的な考え方です。 しかし一部の保湿剤を除く多くの保湿剤が、薬を塗ることでかえって皮膚を乾燥させるという意見があります。保湿剤にもいろいろありますが、成分として界面活性剤を含むものがあります。この界面活性剤が皮膚を守っている脂である皮脂を融解して除去してしまう。つまり保湿剤が皮膚を乾燥させてしまうという意見です。
 このように常識を覆す意見もあるわけですが、何が正しいのか、様々な意見を調べて、判断しなければいけないでしょう。発展途上の学問である医学を日々の診療の中でどう使っていくか難しいところです。

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