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2012年2月26日 (日)

冬が終わって

 年末からの暖冬の影響で、年始は風邪をひく子ども少なかったようです。1月半ばから急にインフルエンザの患者さんが増えてきました。ところでマスコミは例年にない大流行と言ってましたが、それは嘘です。日本の中でも特定の地域は大流行したところもあったでしょう。しかし糸島地区は平年並みかそれより少ないくらいだったと思います。確かに学級閉鎖があった学校もありましたが、この冬のインフルエンザの流行は、地域全体に一度に流行するのではなく、小中学校や保育園・幼稚園単位のまだら模様の流行でした。そのためまったくと言ってよいほどインフルエンザが診られなかった園もありました。
 4月からインフルエンザを始め、感染症の欠席の基準が変わります。インフルエンザの出席停止期間は、今までは「解熱した後2日を経過するまで」でしたが、今は抗インフルエンザ薬のおかげですぐに熱が下がることが多く、ウイルスが排泄されていて感染力がまだある段階で登校するため感染の拡大予防ができません。そのため、「発症後5日を経過した後になるとウイルスがほとんど検出されなくなる」という研究報告をもとに、出席停止期間を「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」と改められそうです。
 ただし、保育園・幼稚園に通う幼児は、低年齢児ほどウイルス排泄が長期に及ぶということと、平成21年8月の厚生労働省の保育所について定められた「保育所における感染症ガイドライン」にならい、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで」となる予定です。次のインフルエンザの流行シーズンからは欠席停止期間が長くなります。そのため各地の病児保育施設などは受け入れが多くなり大変になるでしょう。
 またおたふくかぜの出席停止期間も「耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで」と変わるようです。
 さて春は黄砂の季節です。福岡市のホームページには「福岡市黄砂情報」ができました。そこでは呼吸器系疾患やアレルギー疾患がある方の黄砂飛来時の行動指針も合わせて発表されます。黄砂はアレルギー症状を増悪させます。ご注意ください。

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