« RSウイルスとマイコプラズマ | トップページ | インフルエンザワクチンとロタウイルスワクチン »

2011年10月31日 (月)

オゾンホールが日本上空へやってくる?

 10月24日、夕方6時からのNHKラジオ「私も一言!夕方ニュース」で、北極にできたオゾンンホールの話がありました。
 私たちは、地球上空のオゾン層のおかげで太陽からの紫外線から守られています。しかしフロンガスの放出などの人間活動の結果、オゾン層が壊されて穴が開くオゾンホールが南極で観測されるようになりました。
 南半球のオーストラリア、南アメリカではオゾンホールが広がってきて有害な紫外線が大量に降ってくるともあります。紫外線に暴露されると、皮膚がん、白内障の危険があるので、子どもたちが散歩するときはサングラスをかけたり、肌にクリームを塗ったり対策が必要になってます。
 フロンがオゾンを破壊するには-80℃以下に冷える条件がいるので、大陸のため非常に寒い南極にオゾンホールができました。それに比べて北極上空の成層圏はー80℃以下にぎりぎりならなかったので、研究者たちは北極ではオゾンホールはできないだろうと考えていました。ところが今年の春、北極上空にオゾンホールが表れたことが確認されて研究者たちは衝撃を受けています。
 今年は例年より10度くらい低く、北極上空の気温がー80℃を下回ったからでした。
 なぜ、北極圏にオゾンホールができたのでしょうか。それは異常気象だけではなく、温暖化を引き起こす二酸化炭素などの温室効果ガスが原因と考える研究者がいます。
 温室効果ガスは、温暖化の原因なのになぜ寒冷化を引き起こすのでしょうか。地表近くで温室効果ガスが増えると、温室効果ガスの分子は熱を放出します。それが地表面にあたると暖かくなり温暖化が進むことになります。ところが成層圏のような高いところに行くと、周りには何もないので、熱を放出しても当たって熱をためるものがなく熱は奪われる一方となります。そのため地表では暖かくなっても、成層圏では寒冷化を引き起こします。それに異常気象と合わさり、北極上空でオゾンホールができたと考えられています。
 南極にはほとんど人はいませんが、北極圏は人口が多く、白人は紫外線に弱いので、急に大量の紫外線が降ってくると問題が多になります。フロンは国連で規制されましたが、温室効果ガスはまだ規制ができていません。
 オゾンホールそのものは日本上空を通過はしていませんが、一部が一時期日本上空を通過したもようです。紫外線の増加が観測されています。北極にできたオゾンホールが日本にも影響を及ぼしてきています。

|

« RSウイルスとマイコプラズマ | トップページ | インフルエンザワクチンとロタウイルスワクチン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« RSウイルスとマイコプラズマ | トップページ | インフルエンザワクチンとロタウイルスワクチン »