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2010年11月30日 (火)

サッカーを教える?

11月27日のAVANTIを聞いていたら、
8月末、サッカー日本代表の監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏の話題でした。
私はサッカーは良くわからないのですが、その番組のなかでサッカー解説者のセルジオ越後氏の話を興味深くききました。
 http://www.avanti-web.com/past.html より
『日本サッカー界の問題』の話 
 「サッカーを教える」という言葉は日本の学校教育が下敷きになっている発想。本来、スポーツはドッジボールみたいに「遊び」でやるもの。それがブラジルにおけるサッカー。
 学校単位でスポーツを活発に行っている国は、世界でも日本、韓国、アメリカぐらい。その以外の国では「学校単位の全国大会」なんて存在しない。6-3-3の区切りもスポーツでは非常に不自然。
 僕は日本で50万人以上の子供たちに普及活動をしてきた。ところが日本では、30人のサッカー部が120人になっても補欠が増えるだけ。これは本当に困ったこと。ブラジルではサッカーの上手い人だけ登録させられて練習し、上手くない人はサッカーをエンジョイしている。そうしないと、上手くない人は苦労だけをすることになってしまう。
 板前でも大工でも一緒にやりながら技術を覚える。サッカーも同じで、大人と子供が一緒になってやるから子供たちはサッカーを覚える。理論は後から学べばいい。子供がいつの間にか方言を覚え、学校へ行ってから標準語を勉強するようなもの。
 そうやって覚えた感覚的な技術こそが個人技。だから個人技は教えることはできない。そしてその個人技を磨き、チームの中で活かしていく。それがチームスポーツの美しさだと思う。

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