« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月31日 (火)

桜、サルの花粉症

 桜の開花が例年より早く、3月末で満開となってしまいました。クリニック近くの笹山公園の桜も一昨年はまったく花が咲かず心配しましたが、昨年と今年はいつもと変わりない花をみせてくれました。よく知られた話ですがソメイヨシノという桜は江戸時代末期に人工的に作られたものです。ソメイヨシノは自分の力で子孫を残せません。簡単に言うと実に種がありません。そのため全国のソメイヨシノは1本の木から接木で増やしてきました。そのためすべてのソメイヨシノはクローン体で遺伝子が同じです。そのため一斉に開花することができるわけです。ところでソメイヨシノの寿命は約60年くらいという話もあります。今、花見をしている桜の多くは終戦後に植えられたものが多く、そろそろ60年になります。でも本当に寿命は60年なのでしょうか。ワシントンのポトマック河畔の桜の花も今がみごろだとニュースで言っていました。この桜は1812年に当時の東京市長であった尾崎行雄が送ったものです。ということはもうすぐ100年にならんとしています。それならもうしばらくは年輪を重ねた桜をみることができるでしょう。
 花粉症の季節です。スギ花粉は減ってきていますが、ヒノキは飛んでいます、これからはイネ科植物の花粉に悩まされる人も多くなります。ところで日本ザルにも花粉症があるようです。サル山でクシュン・クシュンとくしゃみをして眼を真っ赤にはらしたサルがいます。ニホンザルの花粉症は1980年代後半には証明されていたようです。傍から見ていたらかわいそうで、薬をあげたいくらいです。
 明日から4月、新年度が始まります。花見も終わり、花粉症もピークを過ぎます。サルたちも楽になるでしょう。

| | コメント (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »